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ブログ/2014-11-21

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美容鍼灸と肌トラブル

(6)中医学におけるシワの分類と治療原則 (続き)
②気滞血瘀証
 気滞血瘀証は、精神的ストレスなどの原因によって気が鬱滞し、血の運行に失調をきたすことで血瘀が生じます。気と血の巡りが悪くなると肌に必要な栄養物や水分が十分に送り届けられなくなります。そのため肌の表面はかさつき、ざらざらした状態となります。また血瘀の状態が長く続くと、水分量は更に低下し、皮膚の乾燥は強くなり、肌の表面には窪みができて、深いシワとなって現れてきます。また血瘀は固定し移動しないという特徴があるため、シワはある部分に限局して現れると考えることができます。
 鍼灸治療が適応となる一般的な症状としては、胸脇部の張り、痛み、イライラ感、舌は紫暗色を呈し、瘀班が現れます。また女性の場合は、月経前に乳房が張るような痛みを伴い、月経痛があり、経血色は紫暗色で血塊を伴うことがあります。 
 治療法としては、鍼治療と灸治療のどちらを用いてもよく、肝経、脾経の経穴、血に作用する経穴などを選択して治療を行います。



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