ブログ/2014-12-26
美容鍼灸と肌トラブル
(3)むくみが起こる原因
・一過性のむくみ
①長時間の立ち仕事や同じ姿勢での作業などによってリンパの流れが滞り、むくみやすくなる。
②不規則な生活や食事の偏り、過度のストレス、疲労の蓄積などにより、新陳代謝が低下し、むくみやすくなる。
③女性ホルモンの乱れ、自律神経が失調しているためにむくみやすくなる。
④運動不足により、リンパや血液の循環が悪くなっているためにむくみやすくなる。
⑤塩分の多い食品を好んで摂取すると水分バランスを崩し、むくみやすくなる。
・病気が原因のむくみ
①心臓の機能が低下すると十分な血液を送り出すことができず、血管内に血液が溜まり、水分が血管からしみだすことによってむくみとなる。
②腎臓の血液をろ過する機能が低下すると血液中のタンパク濃度が低下し、水分は血管内に戻りにくくなるためむくみとなる。
③肝臓の機能が低下するとアルブミンの生成が低下し、血液中のアルブミンが減少することで血管内の水分が回収できずむくみとなる。
④薬剤の長期服用では、副作用としてむくみが現れることがある。ただし、肝臓や腎臓が健康な場合は、むくみが起こることはあまりない。
⑤甲状腺ホルモンが低下すると新陳代謝が低下し、体内の水分調節にも影響を受け、全身がむくみやすくなる。また、甲状腺ホルモンが異常に多くなると心臓に負担がかかり、血液を送り出す力が弱くなってむくみとなる。
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