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ブログ/2015-02-13

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美容鍼灸と肌トラブル

(6)中医学におけるむくみの分類と治療原則
③脾腎陽虚証
 脾腎陽虚証は、慢性的な疲労や水邪に侵されることで腎の温煦作用が低下した状態に、気の不足や冷たいものの過食による脾陽虚の状態が加わることで起こります。 
 腎陽虚は、気化機能に失調をきたすことで水湿の停滞を引き起こし、また脾陽虚は運化作用を低下させることで水湿の貯留を引き起こします。つまり、腎と脾の陽虚によってむくみが起こると考えられます。
 脾は鼻周囲、腎はアゴ周囲と関係が深いため、むくみは、顔面部の中心から下部、特にフェイスラインに沿って現れることが多いと考えられます。
 また顔面部が白っぽく血色が悪いのは、陽気が不足し、顔面部を温養できないためです。
 鍼灸治療が適応となる一般的な脾腎陽虚証の症状としては、下腹部の冷えや痛み、手足の冷え、腰や膝のだるさ、むくみ、朝方の下痢などがあります。
 治療法としては、身体を温めるための灸治療や鍼治療を用い、脾経、腎経の経穴、各々の兪穴などを選択して治療を行います。



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